知りたがりのPiano Man’s diary

今日の空模様は?

ザ・議論 ライジング 脱マスク~感染経路について

私は約20年来のゴー宣ファンです。

 

2022.6.4に行われた「オドレら正気か?大阪LIVE」で宮沢孝幸氏が主催者、スタッフ、参加者に対し大変失礼なキレ芸(暴言・暴力)を披露しました。そこでの動画がツイッター上に拡散されたことがキッカケとなり、私は色々思うところがあったので今回の提言をさせていただくこととなりました。

 

以下、「小林よしのりライジング」に自分の書いた文章を記録として残しておきたいと思ったので転記していきます。読んでいただければわかる通り、私の意見は徐々に変化していきます。(悪く言うと一貫性がない)

認識の変化を簡単に纏めますと、

 

①マスクを外させたいのが目的なら、マスク自体の有効性を論じるべき。(感染経路なんてどうでもいい)

②糞口感染=マスクや感染症対策は必要なかったんだ説が成立するなら、糞口感染説が正しいのかきちんと調べてみるか・・

③空気感染が有力。飛沫感染・糞口(=接触)感染、所謂サブルートはほぼない。

 

です。

ちなみに私は①の時点で感染経路については「デルタ株までは糞口(接触)感染。オミクロン株以降は全部あり得る」と考えていました。

 

以下、本当は他の読者の方々と会話をしているのですが7番以外は載せていません。

では、宜しくお願い致します。

 

尚、感染経路について最も重要な部分は12、16番目の発言になります。特に12-⑤⑥の論文は大変重要です。お時間のない方は12-⑥だけでも、ぜひお読みください。

 

1、

道場お疲れ様でした。

私の持論を書かせていただきます。先に伝えておくと、今回の宮沢先生の言動は到底許されるべき行動ではないと思っています。但し「行動と主張は別」。当たり前ですが、空気感染が正しい場合もあり、ゴー宣読者以外の世間的には圧倒的にエアロゾル感染の意見が多いと思われます。それを踏まえた上で以下の議論に入らさせていただきます。

失礼ながら、小林先生と読者は進むべき方向性を間違えていると思います。
人々のマスクを外すためには、マスクの有効性を論じるべきです。

「マスクは効果なし(むしろ逆効果)」

これこそが真に世間に広めるべき最も重要な認識です。
なぜ私が感染経路特定路線に反対するのかと言うと、そんなの特定不可能だからです。
言うまでもなく、接触感染も空気感染も両方あり得る。どっちがメインかなんて分かりようがありません。

これは私の憶測ですが、小林先生(井上先生)はスマホが感染源だとコロナ論5のラストで纏めてしまったため真実を追求したいのかもしれませんが、それに読者が引きづられる必要なはない。なぜかというと最初に言った通り、世間的ではエアロゾルがメインというのが既に常識としてあり、接触感染を今更一斉に読者が論じるのは「ゴー宣信者」と思われかねないからです。調べるなら小林先生が責任をもって調べればいいと思います。これは小林先生の私心も絡んでいる、公のための議論ではない気がしてならないです。

もっと突っ込んで言います。
あのツイッターで約80万回再生されている動画の見方は2パターンあります。

一つ目、ワクチン推進派「宮沢(反ワクチン)やばい」
二つ目、反ワクチン派「今更糞口(接触)感染メインとか言ってる小林よしのり(井上先生・ゴー宣道場)やばい」

これが真実です。で、接触感染が勝算が高ければ私は口出ししませんが、負ける可能性が高いと思っているので言っています。糞口感染にしろ接触感染にしろ、根拠が乏しいんです。同様に空気感染や飛沫感染の明確な根拠もありませんが、この議論はいくらやっても平行線で答えが出ないんです。

一方、マスクの有効性については、明確に「効果なし」「むしろ逆効果」ということが多くのRCTデータとしてはっきりと結論が出ています。マスクはたったの一度もRCTで効果が出た試しがないのです。感染予防効果があるとしているマスクは詐欺商品です。サージカルマスクとは本来、外科医が患者の血しぶきを防ぐため、他は作業現場の(砂)埃や蜘蛛の巣、悪臭を避けるための道具です。

私のツイッターにマスクまとめを作成してあるので、もしよければご覧ください。ツイッターされていない方でもおそらく見ることだけなら見れると思います。尚、これはごく一部です。

https://twitter.com/Mission_IMF/status/1525681997284528128?s=20&t=fIFDQvMn_v1voYuYFxgpNA

ツイッターを見ない方のために一つだけRCTを載せます。
「マスクは10件以上RCTをメタ解析し効果無し」
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/5/19-0994_article#tnF2

この論文はCDCにありマスク着用に効果無しの最高レベルのエビデンスです。

参照論文の期間は1946–2018年、2020年5月のものです。

そして、マスクは効果なしというのはマスクの編み目が大きいから、という単純な話ではありません。
マスクは明確に「逆効果」なのです。これはマスクがウイルスを閉じ込めてしまうという点と、マスク自体にウイルスが付着するということに起因します。単純に考えて、身体に身に付けるモノの体積が増えれば増えるほどウイルスは多く付着します。感染予防の点(健康な人)でも、重症化予防の点(患者)でもマスクは絶対に着けてはならないものなのです。

多くのRCTでも(多少の)逆効果が確認できますが、もっと深く調べるためには各国の感染状況を調べるのが最も説得力があります。私が知る限りそれを細かく調べている人はただ一人しか知りません。彼の過去ツイにはリアルタイムで世界中の(当時)マスク義務国(香港・ブルネイなど)とそうでない(隣)国の比較をグラフで明確にし、例外なく逆効果であったことが記されているのですが、残念ながら一つに纏まっていないです。日々ツイートされていたので膨大な量があると思います。

いかがでしょうか。
どちらかわからない感染経路特定と、既に結論が出ているマスクの有効性、どちらが今本当にすべき議論でしょうか。
もちろんどちらも科学的観点です。私はどちらかわからない感染経路特定議論を今するよりも、既に結論が出ている方を優先し、今はもっと他にすべき議論が山ほどあるのではないかと思っています。(ワクチン後遺症問題・6/3発表された人口動態統計に基づく若者の自殺など)

反論お待ちしております。    いちゴー宣ファン、妄想族たけ

 

2、

>これはrctをさらにメタ分析したものということは、信憑性はかなり高いと見て良いということでしょうか?

→すみません。私は研究者でも医師でもないただの素人に毛が生えた人間です。まだまだ修行中の身です。

調べてみたところ、RCTをメタ解析するということはごく一般的なことだと思います。メタ解析というのはいくつかの論文を一つのものとして捉え分析していくことを指します。

例えばマスクの場合、(全てで効果がないのですが)仮に一つ効果があった場合でも、他の全部が逆効果なら効果があるとは言えない。そのため、いくつもの論文を合わせて解析していくみたいです。

こちらのサイトを参考にしてみてください。
フォレストプロット
https://best-biostatistics.com/review/forest-plot.html

間違っていたらごめんなさい。プロの視点から見られたら恥ずかしいです。

 

3、

私はあくまで疑問を投げかけたかっただけです。先生には先生の考えがあるでしょうし、当然私なんかより先生の言うことをファンは聞くでしょうからまぁなるようになるとしか思ってない。とにかく気になったら言わなきゃ気が済まないタイプの人間です。

もちろん、スマホ感染メインも可能性としてはあり得ると思います。ですが、じゃあそれを特定することで「接触感染メインだからマスクを外そう!」という空気になるのかというのは疑問ですし、そこまでの道のりは長い。それならまだ「マスクは菌やウイルスが沢山付着していて汚い!尚且つ科学的データに基づき有害なことは明白!」こっちの方が個人的には説得力があるのかな、と思いました。

 

4、

それと、いい機会なので誤解をされている方がいらっしゃるのではないかと思い私が教わったことを書かせていただきます。

皆さんよく「弱毒化」「感染力」という単語を使われますが、この概念についてです。
「オミクロンになってから弱毒化した」「感染力が広がると共に毒性は弱まっていく」この表現は正確には誤りです。ウイルスの毒性や感染力に単位はありませんし、弱毒化とは本来生ワクチン専用の用語です。

全て、受け手である人間側の反応の問題です。ウイルス自体に毒性はありません。ウイルスが広がっていく中で免疫力が弱い人間は淘汰されると共に強い人間は慣れていきます。ウイルスの毒性が弱まったのではなく、強い人間が生き残っていくだけという話です。これを便宜上「弱毒化」といっています。

同様に、感染力も変異しても同じです。感染したら免疫ができていき、それを逃れるように変異していきます。人間に広がりやすい種類が生き残り増えていくだけのことで、それを便宜上「感染力が強い」と言っています。
以上二点、少なくても宮沢先生は確実に誤解されていました。(直接質問して確認済み)

何を伝えたいのかというと、これが理解できないとまたメディアに「今回のウイルスは毒性が強い!」「感染力が強い!」と恐怖を煽られる人が出てきてしまう可能性があるということです。そして、ワクチンによって人為的に感染や毒性が抑えられているという錯覚を起こさせることで医療ビジネスにも利用できます。

この原点は今一度押さえておいた方がいいかと思い書かせていただきました。
繰り返しますが、全て人間側の免疫力の問題です。既に皆さん知っていたらごめんなさい。

 

5、

マスクは効果なしと私もつい書いてしまっていますが、正確には「とんでもなく逆効果」なのです。

①こちらの論文をご覧ください。

https://journals.lww.com/md-journal/Fulltext/2022/02180/The_Foegen_effect__A_mechanism_by_which_facemasks.60.aspx

これは、2020年8月1日~10月15日までの米国カンザス州(280万人)での強制マスク使用が致死率に影響を及ぼしたかどうかについての論文です。

ここの4:「本研究の結果は、マスク着用の義務化が実際に死者を約1.5倍、マスクの義務がない場合と比較して約50%多くの死を引き起こしたことを強く示唆しています」

仮説:フォーゲン効果「死者が増加した理由は、マスクが捉えた飛沫が蒸発し、凝縮した純度の高いウィルスが肺胞の奥深くまで吸い込まれるからと考えられる。」

フォーゲン効果についてはかなり詳しく書かれていますのでもし興味があればご覧ください。

②マスクは当然新型コロナワクチンほどの逆効果(罹りやすく死にやすい)はありませんが、あなどれない程の有害性があります。マスクは唾液が出ないこと・口呼吸になりやすいことが問題ですが、他に長時間の不繊維マスク着用は肺にマイクロプラスチックを運んでしまう危険性が考えられます。

https://www.theguardian.com/environment/2022/apr/06/microplastics-found-deep-in-lungs-of-living-people-for-first-time

2022年4月6日記事「肺で初めて発見されたマイクロプラスチック。手術を受けた13人の患者のうち11人の組織で発見された粒子。ポリプロピレンとPET繊維が最も多く検出された。」

この記事はマスク研究の記事ではありませんが、ポリプロピレンは不繊維マスクに使われており無視できない問題です。

以上、二点ですが紹介させていただきました。
危機感をもつことが大切かと思います。
他にもよく言われているのは、今の小児はマスクを着けた大人の表情を見て育つため感情が乏しくなってしまうのではないかという指摘など、色々言われていますよね。そのうちの一つの材料として「とにかくマスクは有害!」これが最も有効なのではないかと、私は考えております。

 

6、

これは私の肌感になってしまいますが、人々がマスクを外せないのはやはり「同調圧力」がメインかなと感じております。もちろん初期は富岳も影響していたと思います。

この同調圧力を払拭させるためには、科学的データを基に「マスクは有害!」と言い続けるのが最も得策ではないか?という問いかけです。

余談ですが、(これは世界のゴー宣ファンサイトにも書かせていただいたのですが)「暑いからマスクを外そう!」これは一見有効に思えますが、「暑いから・熱中症になるから」という理由ですと秋になったらまたマスク、ウイルスが本格的に流行する冬場にはまたマスク渦が必ず到来してしまいます。

そういう意味でも、人々がマスクを外すための「動機」はかなり重要なのではないかと考えております。
他の人が外し始めたから何となく外すんじゃ全然意味ないということです。もちろん国民全員が「マスクは有害」ということを共有することなんて不可能ですが、より多くに広めることは重要だと思うのです。

 

7、(読者の方からの返信・重要な論点)

糞口感染説の本当の目的を誤解されていると思いますね。
感染ルートの特定は手段であって、本当の目的は別のところにあるんですよ。
それは、
「これまでの(飛沫・空気感染前提の)対策は意味なかったよね」
と言うことを示すことです。

さらに言うと、もっと重要な目的は
「つまり、我々は実はこれまで、コロナに対してずっとノーガードだったんやで」
と言うことを示すのが目的であり、
「ノーガードでこの程度なのがコロナだったんだよ」
と示すことが最終目的なんですよ。

人々は最初の頃にコロナに対する強烈な恐怖のイメージを植え付けられたでしょう?
でも現実は大したもんじゃ無いのがデータでも肌感覚でも分かるんで、本来なら現実に引っ張られてそのイメージは徐々に薄れるもんなんですよ。
でもそれを阻害して、両者のギャップを埋める橋渡しの役割を持っているのが「感染症対策のおかげで」というフレーズなんですよ。
これによって、「死のウイルスを専門家と国民が一丸になって感染症対策で食い止めた結果、被害をこれほどまでに抑えることができた」という強固なストーリーが作られ、みんなそのストーリーに酔ってしまったんです。
だから対策に非協力的な奴は、彼らにとって非国民なんですよ。
コレがコロナに対する原初のイメージであり、ココを潰さないと何度でもコロナは復活するわけです。

糞口感染はこの「感染症対策のおかげ」の部分を完膚なきまでに叩き壊せるわけです。
勿論、貴方の示したメタ解析も非常に有効です。
僕も事あるごとにそれを使ってます。
ついでに言えば、ロックダウンも似たようなメタ解析が出てきましたので、そちらも好んで使ってます。

https://twitter.com/makingc19waves/status/1511843084979834881?s=21&t=M5HT5qN8d0G47KWqRNCsNA

ただ、コレらって別に糞口感染説を阻害するわけじゃなく、むしろシナジーがあるんで、どちらが片方なんてケチな事言う必要はないんですよ。
糞口感染ならそもそもマスク意味ないのは自明の理でしょ?
両方言えばいいだけです。

それとね、ここからは完全に僕の考えになりますが、
データというのは確かに重要ですが、データは別のデータで印象を相殺されてしまうんですよ。
それらのデータを精査できる人なら良いんですが、恣意的なデータなんていくらでも作れますからね。
だからストーリーがあって、そこにデータを組み込むというのが非常に強い説得力を持つんですよ。
糞口感染は機序もしっかりして、新型コロナの性質にもしっかり対応しているんで、そこにマスクRCTやロックダウンRCTを組み込んで、機序、現実、データを統合した一大ストーリーを構築するんです。
そのストーリーこそが、コロナへの原初の恐怖を構築しているストーリーを吹き飛ばすわけです。

 

8、ここで私は一度は納得しますが、最終的には「結論ありき(ストーリーを構築するため)の糞口感染説はおかしい」という考えに至ります。

ありがとうございます。唸りました。納得です。

確かに感染症対策のおかげ」という人々の認識は根強くあります。

ですが、そのストーリーを覆すのは至難の業ですね。自分たちのやってきたことは何の意味もなかったんだと、ある意味痛みを伴うわけですから、特に医療従事者は認めたがらないでしょうね・・・

真実のストーリーを纏めるのであれば、確かに感染源特定は非常に重要な意味を持ちます。ただ、感染源特定は議論で決定する話ではなく、やはり科学的データが必須と思いますね。探しまくりますか・・・オミクロン以降であれば頑張れば結論は出るかもしれないですね。

 

9、
マスク渦を終わらせたいのかと勘違いをしていました。
そうではなくて、マスクを含めた感染症対策全てを終わらせたいという目的だったのですね。
失礼しました。

どなたかのコメントでエアロゾル派が多いのは「富岳の影響が大きいのでは」というものがありましたが、私はこちらの影響がより強いように思います。

2022.3.22感染研がエアロゾル感染を認める 飛沫、接触の報告書から一転
https://mainichi.jp/articles/20220329/k00/00m/040/168000c

世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)などは昨春、主な感染経路としてエアロゾル感染と飛沫感染を挙げ、接触感染は起きにくいとする見解を示した。」
これを機にメディアが一斉に報道し、実は私もこの記事以降、オミクロンになってからはエアロゾルだと思い込んでしまったタイプの人間です。リアルやツイッター反ワクチン界隈など周囲の変化も肌感で感じました。

小林先生の意見としてはデルタ株以前は(ACE2なので)噴口感染、オミクロン株は接触感染ですよね。

もし小林先生が言う通り本当は接触感染が正しかったとしても、WHOやCDC、感染研の説を否定しメディアが植え付けた世間の常識を覆さなければならないという、これは壮大な話だと思います。

 

10、

なるほど、また勘違いをしていたのかもしれません。
小林先生はオミクロン以降も糞口(接触)感染ではないかという主張なのですね。

例えば、札幌市における下水中の新型コロナウイルス調査について
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001472809.pdf

4ページ目を見ると、確かにオミクロンでも糞口感染説は全然あり得そうです。
理解力のない読者でごめんなさい。

ここからは当たり前のことを書きますが、私が思うにウイルス感染は意識したところで避けて通ることはできないし、感染することで免疫の軍事訓練をすることは別に悪いことではないということに尽きるのではないでしょうか。

そして、感染した際に重症化してしまうことを防ぐためには、日頃から規則正しい生活習慣を心掛けると共に、免疫機能を正常に保っておくことが重要。

具体的にはビタミンD(日光を浴びることでも作られます)

感染経路特定は、宮沢先生のようなデタラメな研究者ではなく、他の研究者・医者との議論を期待しています。
私ももっと調べてみて、何か分かったらコメントさせていただきます。
ありがとうございました。

 

11、

小林先生、もくれん先生、オドレらお疲れ様でした。

今日の話を聞いて、腑に落ちた部分とそうでない部分がありました。
腑に落ちた部分を書いても仕方がないので、そうでない部分を言います。

①小林先生、どうかお時間のある時にこちらのブログ(1日目~3日目全て)を読んでいただけたら幸いです。
RCT(メタ解析)についての話ですが、これを読んだらとにかく詳しくなれます。もしご存じでしたらごめんなさい。

https://note.com/info_shinkoro/n/n8ef90c0d4901

少し長いですが、とても分かりやすく書かれています。とにかくRCTが全てなんです。

なぜ私がここまでマスクに拘るのかと言うと、マスクこそが全ての諸悪の根源だと思っているからです。
逆に、人々がマスクを外すことで、他の感染症対策やワクチンも含め、全てがいい方向に向かっていくと信じています。(現実は5類になるのが先の可能性も高いけど、、)極端に言えば、いっせーのーせで明日から全員でマスクを外せばコロナ渦は終わると思ってます。

今日、小林先生は「いくらマスクには感染予防効果がないと言ったってだめ!マスクは不潔だと多くの医者も言ってるし、人々は結局世間でマスクを着けているんだよ!」と仰っていましたが、その認識は私は正確ではないと思います。

人々がマスクを世間で着けているように見えるのは「今がたまたま(所謂弱毒)オミクロン株で、しかも夏で暑い」からです。

少なくても私の周囲は本気で「マスクの感染予防効果はある」または「着けていないよりはマシ」だと、多くの人は信じています!!まずは、そこの誤解を解く必要があると思います。世間(同調圧力)はその次です。

メディアに出てくる医者や科学者はせいぜい「正しく着用しないと不潔だし効果がない」位にしか言っていないですし、大人の表情が見えないから子どもの感性が乏しくなる等の有害性は報道しても、RCTに基づき「マスクは明確に感染症対策としては逆効果」だと主張している人は見たことがないです。

しかも、小林先生自身も「オミクロンなら上気道にウイルスが吸着するからマスクの効果は少しはあるかもしれないけど~」的な発言を少し前のオドレらでされていましたが、マスクが過去に「世界中のRCTでただの一度も効果が出ていない」という驚愕の事実・認識を持っていれば、あのような発言は出てこないです。
宮沢氏は先日の道場で「病院内ではマスクを着けるべき、患者はマスクを着けるべき」だと主張していましたが、あれもデタラメです。

そして今、世間で着けているように見えるマスクも、冬場になりオミクロンが過ぎ、また別のウイルス(例えばインフルエンザ)が流行り出したら多くの人々はマスクの効果を信じて着けているんだということを実感されると思います。


②小林先生の接触感染(糞口感染)の主張はかなり説得力がありました。

では、エアロゾル(空気)感染を否定する根拠とは何でしょうか?

私は飛沫感染はほぼない(人の正面でクシャミなんてしない)と思っているのですが、空気感染は非常にイメージがし易いのです。

室内で空気の循環があまりない環境ですと、ウイルスは空中にプカプカ約20分ほど浮遊しているそうです(これは正確ではないかもしれないです。)

これがあり得ないとする根拠がないと、WHO・CDC・感染研の主張は覆せないと思います。
なぜなら、上記の研究所はどれも「全て可能性はある」という主張だからです。
例えば感染研
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/11053-covid19-78.html

「経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること(接触感染)、である」

今日の先生の説明ですと、糞口感染は③接触感染とほぼ同じですよね。
であれば、①エアロゾル説を潰さない限り、糞口感染がメインルートだとする説は立証できないと思うのですが、いかがでしょうか。

ちなみに私自身は①と③どっちもあるのでは、という意見です(あくまでも感覚です)。

 

12、

すみません。ここ数日、色々な人とこの件で話をしたり調べたり考察をして返信が遅れました。
他にも何人かの方からも私宛にコメントをいただきましたが、申し訳ないですがこちらに纏めさせていただきます。

私個人の意見としては、空気感染だと思います。
接触感染・飛沫感染(所謂サブルート)はほぼないと思われます。

私は先日のオドレらの先生の話を聞いて糞口(接触)感染の可能性もあるのかなと思いましたが、ここ数日考えて改めました。以下にその根拠を書きます。

まずここ数日、ある程度意識しつつ普通に生活をしていて、接触感染はなさそうだという感覚になりました。即ち私自身は“素手で食べ物をほぼ食べないし、口に手をもっていかない”のです。これは食生活によりある程度個人差もあるのかもしれないですが、少なくてもピーク時の感染者のあの山は接触感染だけでは説明はつかないだろうという結論に達しました。いくらスマホにびっしりウイルスが付着していたところで、そのウイルスが口の中に入らないといけないです。そのルートが全く想像できないです。

インフルエンザが実は空気感染だったという事実が分かりました。インフルエンザと新型コロナの感染の山は類似(風邪のウイルス)しているため、感染経路は同一ではないかと考えました。これについて以下に記載します。

これまで、インフルエンザの感染経路は「飛沫感染接触感染(空気感染はしない)」と言われており、これまでも(特に)患者にはマスク着用が推奨されてきました。

例えば大塚製薬YouTubeは音出ません)
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/quick-tests-for-infectious-diseases/influenza/prevention/

しかし、実は空気感染だったということが様々な論文で明らかになっています。(ちなみに、こちらの『季節性インフルエンザ症例の呼気中の感染性ウイルス』と題した論文はインフル患者の呼吸からウイルスが拡散するのではというものですが、インフルエンザワクチンを接種した人が感染した際、接種しなかった人と比較して6.3倍エアロゾル放出量を観察した、とあります。)
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1716561115

ここでは様々な論点がありますが、一つだけ言えることはもし感染ルートを特定して例え接触感染がメインだったとしてもマスクは外せないでしょう。

私の職場(障害者施設)に昔、赤痢を経験した職員(71歳)がいます。私自身もノロウイルスを経験しています。施設で集団感染はたまに起こることです。どちらも糞口(接触)感染ですが、基本的には手洗い・あとは気を付けて過ごしていればある程度は防げてしまうのです。障害者(子ども)は手や床などペロペロ舐めたり、素手でモノを食べたりしてしまうため防ぎようがないですが、職員はほぼ罹りません。そもそも、赤痢ノロウイルスが全国に大流行するなんていうことにはなりません。
一点付け加えると、先日の放送で小林先生は昔と今のトイレ事情の話をされていましたが、和式トイレ(水洗)の水の勢いは凄まじいですよね。赤痢が流行った当時(約40年前)は全て和式トイレだったとのこと。感染はほぼ施設内のみで収まったそうです。

④私が一番最初に提示したマスクに関するRCTのメタ解析についての論文ですが、こちらでは手洗いについても有意差なしと結論付けられています。このデータは主にインフルエンザですが、もし接触感染であれば手を洗えばある程度は感染予防効果が出るはずです。(赤痢ノロウイルス
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/26/5/19-0994_article#tnF2

こちらはCDCの論文です。接触感染のリスクは「10000分の1未満」だそうです。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/more/science-and-research/surface-transmission.html

こちらの記事では別の論文を基に接触感染のリスクは「10万分の6.5」と結論付けています。
記事より引用「不特定多数の人が手を触れるような場所を10万回触ると6.5回くらい感染するかも....」
https://withnews.jp/article/f0210721006qq000000000000000W0gb10701qq000023364A

大学病院の「感染制御部」所属の方に話を聞くと色々詳しく教えていただけるそうなのですが、大学病院では手洗いの頻度に印をつけて調べたりしているそうです。結果、手洗いの頻度の低い部署だからといって感染者が多いという事実は確認できていないようです。

余談ですが、実生活レベルではデータの登場する出番は確かにあまりなく「子どもたちのために“大人から”マスクを外そう」と周囲に伝えて地道にやっています。

先日も同僚たちと話をしたのですが、マスクをしている理由は多くが「他人に移さないために」でした。私はツイッターに出回っている動画や写真をみせ「多くの子どもたちが精神的(恥ずかしい、恐い)にマスクを外すことができなくなってしまっている現状」等を伝え「まずは大人から外し、手本を見せなくてはいけない」ことを伝えました。

この夏が勝負だと思っています。
この夏、多くの人々がマスクを外さない限り、次のチャンスはまた来年の夏でしょう。

但し5類になってマスク渦が終わるかどうかは謎です。もし5類になりインフルエンザが流行してもマスクをしている人々が減れば、小林先生の仰る通り、結局は皆マスクの効果なんて信じてなくて、単純に世間のために着けてたんだという証拠になるでしょう。以上、長文失礼しました。

 

13、

前回も申し上げた通り、私は医師でもなく研究者でもない、ただの素人です。

実は、私は前回の最初からの投稿も含め、毎回相当な人数の医師・研究者・獣医・有識者の方々に意見を伺い、自分の意見と重ね合わせて根拠を提示しつつかなりの時間をかけて文章を書かせていただいています。

②では様々な論点がありますが、私がここで最も言いたいこととしては最後の文章「感染ルートを特定して例え接触感染がメインだったとしてもマスクは外せないでしょう。」になります。そして、

>貴兄の「接触感染・飛沫感染(所謂サブルート)はほぼない」という判断はやや早計に過ぎるように思われますが、いかがでしょう。
→これについては私の一番最初の文章であり、①~⑦全体を通しての考察です。②単体でこのことについては言及していません。

③「新型コロナウイルスは糞口感染ではないという根拠としてノロウイルス赤痢と比較することは正しいことでしょうか?」これに関しては、獣医の先生からOKをいただいております。

赤痢の集団感染は、約40年以上前の出来事であり当然公衆衛生など全く発達していない時代です。手袋も消毒液もない時代に(感染力は強いのに)感染は拡大していません。ちなみに本人も感染しなかったそうです。(利用者は全員感染)

④申し訳ないですが私は英語が読めなく、しかもフォレストプロットの正しい見方もここ最近で学んだことなのでかなり怪しいです(汗)そのため図1の内容が深く理解できません。そのため、ここは私の先生にいただいた文章をそのまま転記致します。「接触感染が仮に多いとして、手洗いにほとんど効果がないのはなぜだと思いますか?手洗いにはマスクより多少のエビデンスはあるのですがRCTのメタ解析では効果が出ていない。つまりほぼ効果がないのです。」また、ここは⑦と併せて考えてみてください。

〇〇さんの言う意図が定かではないのですが、ACE2受容体はあくまで小腸に多いというだけではないでしょうか。ACE2受容体とは血圧が高くなる時に、全身の臓器の細胞の表面に発現する膜貫通型受容体で、血圧を下げるために出現するものというのが私の認識だったのですが、違うでしょうか。間違っていたらごめんなさい。それと、〇〇さんはここでは「あくまでデルタ株以前」と書かれていますが、ではオミクロン株はどのように理解されているのでしょうか。


私は、私なりに一生懸命調べたのですが、申し訳ないですがこれ以上細かい点までは分からないです。ごめんなさい。そして、その都度周囲の先生方を巻き込むわけにはいきません。

感染経路にまつわる問題は、決して素人だけでは解明できません。
これは妄想ではなく科学です。ぜひ、皆様も有識者の方々と話をしてみてほしいです。
ただ、以前ツイッターで(帰る芸の翌日以降)見かけたのですが、例えば「糞口感染を否定する根拠は?」「下水にコロナウイルスは含まれているんだから糞口感染が正しい!」といったような発言は『質問をする際には』やめたほうがいいと思います。ちなみに私はツイッターではなく、あくまでリアルの先生、DMでのやり取りとスペースでの会話です。

医師や研究者と直接専門的な話をしたら感じると思うのですが、明らかに彼らとは知識の差があり過ぎます。
私は毎回、本当に恥ずかしく思います。そして小林先生は、私たちと同じあくまでも素人です。失礼ながら、小林先生は関わっている医師・研究者・獣医・有識者があまりに少なすぎます。少なくても感染経路について意見を伺った人数は私の方が多いのでは?と感じる程です。同じ人ばかりに話を聞いていたら偏ってしまいます。

スマホ感染説は、残念ながら妄想の可能性が高いです。井上先生ひとりに頼りすぎた結果だと思います。
小林先生は漫画のラストに描いてしまったので、ご自身の意見を否定するのはかなり困難だと思いますが、我々読者はそんなの関係ないので「両方あり得る」という観点から、ぜひ真実を追求して色々調べてみて欲しいです。

余談ですが、もしコロナ論6を出すとしたら、私は感染経路については全面的に描き直す必要性があるのかなと思います。
小林先生(もしくは木蓮先生)は、より多くの医師、獣医、研究者、専門家(感染制御部在勤等)と感染経路について意見を交わしてから持論を述べていただきたいです。「マスクや感染症対策を終わらせたいから糞口感染説ということにしたい」という、結論ありきの議論は成り立ちません。

当たり前のことですが井上先生が言っていることなら絶対正しいなんてことは、絶対にありえません。

 

14、

>無機物にくっついて28日間も感染力を保つ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201012/amp/k10012659821000.html

 

小林先生がこの実験を鵜呑みにしていたとは驚きました。
正直なところ、私が提示した論文などのエビデンスとは比較にならない程、信憑性は低いと言わざるを得ないです。
もし研究者の方がこれを見ていたらおそらく同じ感想をもつ筈です。

臨床研究のエビデンスレベルとは7段階あり、室内実験はそもそも範囲外です。

言うまでも無く、実験室は現実と異なる限定環境やいくつかの仮定に基づいて行われるので、機構研究だけから効果を実証することはできなく、臨床研究とは見なされないです。

言い換えれば、これは富岳のシュミレーションと一緒です。

少なくてもこの件(スマホ)はデタラメと言わざるを得ないです。

 

15、

私は小林先生がコロナ論6を描く予定があるとは思えないです。
描く予定があるならまだ改心する余地はあるのかな、と思うのですが、先生は既にコロナ論を5冊も出しており、完結編として最終章に「なんてったってスマホ」で纏めています。この意味は重い。

私は先生にこれ以上間違った情報を流して欲しくないので「もっと多くの有識者と話をしてほしい」と無理を言いましたが、小林先生はもうこれ以上コロナの勉強する予定(機会)はほぼないと思われます。なぜなら、ウクライナ戦争論・愛子天皇論・憲法論など、まだまだ描かなければ(勉強しなければ)ならないことが山程ある気がするからです。

現実に有識者と感染経路について意見を交わす機会はほぼないでしょう。しかも、これは意見を交わすだけではだめで、論文やデータを読み込む作業が必須でやってみたら分かりますがとんでもない時間を必要とします。

読者は先生に頼りっきりになるのではなく、勉強し思考し、先生の意見を変える位になられければならないと思います。そんなこと言う私もこれまで先生に頼りっきりで、前回の道場であのようなハプニングがなければ何も調べなかったと思いますが、、

例えば小林先生と井上先生が考えを改め、空気感染説を唱え出したとしてもまだ糞口(接触)感染説をずっと信じますか?
先生が意見を変えたら意見を変える可能性があるのであれば、それは信者と言われても仕方がないです。

なぜなら、私は既に持っている情報を洗いざらい提示しました。どれも私の信頼している先生方から教えていただいた素晴らしい資料です。私のことが信用できないかもしれませんが、とりあえずこれまでに提示した論文や文面を読んでいただき各々で考えていただきたいです。

 

16.

興味深い論文がありましたのでご紹介します。

<ヒューマン・チャレンジ>
https://www.icpcovid.com/sites/default/files/2022-02/Ben%20Killingley%20SARS-CoV-2%20human%20challenge%20Res%20Square%201%20Feb%202022.pdf

・イギリス 健康な人に“人為的に感染”新型コロナ研究を承認|NHK2021.2.18
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210218/amp/k10012873411000.html

・世界初の新型コロナヒト試験、健康な若年成人への安全性確認|ロイター2022.2.2
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-challenge-idJPKBN2K70NV


こちらの実験では「TCID50/感染価」を調べています。所謂、何個のウイルスを浴びたら感染するのか、という人体実験です。

感染価とは、細胞に感染可能なウイルス数のことです。

ウイルスは電子顕微鏡でしか見ることができませんが、粒子1つだけで感染が成立するのかが分かっておらず個数で表すことができないため「TCID50」で表すことが一般的だそうです。ちなみに、インフルエンザやRSウイルスは10⁴~10⁵TCID50で感染が成立するとのことです。

18~29歳の被験者に、10TCID50を経鼻腔投与したところ、18/36人が感染しました。

これにより、新型コロナはインフルエンザの1000~10000倍感染し易いということが分かりました。『WHOの推進する開始投与量100TCID50の1/10投与量から開始したところ、半数以上の感染がみられた。』おそらく、「この数ならまず感染はしないだろう」という量から試しに開始したところ、あっさり半数以上が感染してしまった、ということだと思います。

また、時期的に被験者のすべてが初感染とは言えないので10より低い可能性も高いです。
とんでもなく空気感染し易いということです。

また『発症は平均して感染2日後で、まずは喉に感染する』とあります。
これは、武漢株も咽頭感染であったことを意味します。

接触(糞口)感染ではない10の根拠】
ツイッターに纏めたのでぜひご興味のある方はご覧ください。
https://twitter.com/Mission_IMF/status/1538093615515586560?s=20&t=RNeKLE79ktMzxi0kHUedGA

ぜひ【空気感染を否定する論文】又は【接触(糞口)感染である論文】を知っている方がいたら教えてください。
宜しくお願い致します。失礼します